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代表幹事挨拶


東京弁護士会期成会

2017年度代表幹事 小 林 政 秀

「基本的人権の擁護と社会正義の実現」これが弁護士法1条による弁護士の使命です。同時にこの条文は現憲法の理念と重なっていると確信しています。

期成会はこの使命を果たすべく会員全員が誠実に全力を傾け努力します。これまでの期成会の58年間の歴史も、その努力を尽くしてきたと胸を張れる内容です。

現憲法の定める基本的人権の尊重は、人間の尊厳を守ることと重なります。立憲主義を守り、恒久平和主義を守っていくことも憲法のもっとも大切な原理原則です。 弁護士の使命を果たすためには、弁護士会を民主化し支え育てていかなくてはなりませんし、期成会もその一翼を担っていきます。

期成会の具体的な方針は、毎年発行する政策集に結実しています。本年度のスローガンは「人権と平和の担い手として、弁護士の信頼を高め憲法の価値をあまねく社会へ」というものです。

このスローガンに賛同していただき、共に行動していくこと、賛同する方達が参加してくれることを期成会は願ってやみません。期成会自身もオープンで対等な場を設定し、徹底した議論を重ねていき前進を続けたいと決意しています。

以上


期成会のご紹介


 期成会は、1959年(昭和34年)11月に産声を上げました。

 それまでの東京弁護士会は、2大会派が非民主的な選挙抗争を繰り広げたり、各種委員や破産管財人の人事を壟断したりしていて、新たに発足した司法研修所で修習し、弁護士法第1条の理念を実現しようという気概に燃えた若い弁護士たちにとっては、改革の対象と映っていました。期成会という名称にも、「修習何期」というように呼ばれた司法研修所修了者たちによる会という意味が込められています。

 今でこそそのような実感を抱くことはまずなくなりましたが、ここに至るまでには、40年余りの永きにわたって、期成会に集う会員たちが弁護士会の民主化のために脈々と活動を続けてきたのです。

 今でこそ当然のように行われている日弁連の会長選挙も、古くは代議員による間接選挙でした。期成会の呼びかけに呼応した全国の弁護士が、これを現在の直接選挙の形に改革したのです。

 それでは、弁護士会の民主化がほぼ達成された今日、期成会の存在意義はどこにあるのでしょうか。

 私たちの多くは、弁護士でさえあれば仕事ができていた時代を体験し、ともすると弁護士としての力量を高め、新たな法制度へ適応できるように研修を積むという努力を怠っていたかもしれません。しかし、これからの弁護士増員時代に、研修にいそしむあまり、弁護士会の活動をおろそかにしてしまっては、これまで作り上げてきた人権擁護の砦が崩れ去ってしまいます。

 私たち期成会は、弁護士としての力を付けつつ弁護士会の活動をも支えていくことの重要性を痛感しています。しかも、こういった堅苦しいことだけを考え続けるのではなく、親睦の機会もたくさん作って、楽しくやっていこうと考えています。

 ホームページの様々なコンテンツに、そのことが現れていると思います。ページをめくって、体感していただければ幸いです。

 そして、東京弁護士会の会員であれば、どなたでも加入することができます。多くの方に参加していただきたいと願っています。



                   期成会創立趣意書