インタビュー小野寺利孝会員(19期)に訊く
2023年11月11日
≪プロフィール≫
1967年弁護士登録。鳥生忠佑法律事務所、東京北法律事務所、文京協同法律事務所等を経て、小野寺協同法律事務所を開設。どぶ川訴訟、安中公害訴訟、トンネルじん肺訴訟、首都圏建設アスベスト訴訟、中国残留孤児国家賠償請求訴訟、福島原発被害弁護団など、長年にわたり多くの集団訴訟弁護団で中心的な活動を行い、個別の被害者の救済にとどまらず、二度と同様の人権侵害を生まない社会構造の転換を図る「政策形成訴訟」を手掛けてきた。2012年度、東京弁護士会人権賞受賞。
聞き手 伊藤敬史(56期)
辻亜希子(67期)
半田虎生 (73期)
「政策形成訴訟」を語るときに必ず出てくるのが小野寺利孝会員の名前です。
人権侵害が社会の構造的な要因から生み出されているときに、司法における個別の被害の救済にとどまらず、その構造的な問題について世論を喚起し、政治をも動かして、二度と同様の人権侵害が起こらないような社会構造の転換まで図るダイナミズムは、多くの後輩弁護士にとって学びの対象となってきました。今回のインタビューでは、小野寺会員の生い立ちに始まり、どぶ川訴訟、安中公害訴訟、じん肺訴訟、アスベスト訴訟、福島原発公害訴訟、中国残留孤児国賠訴訟など、多くの実践例を通じて、「政策形成訴訟」をいかに闘ってきたかを熱く語っていただきました。「政策形成訴訟」の生きた教科書ともいうべき貴重なエピソードが満載で、多くの指針が得られることと思います。
《インタビュー動画 小野寺利孝会員(19期)に訊く(前編)》
《インタビュー動画 小野寺利孝会員(19期)に訊く(後編)》